2008年6月28日土曜日

イギリス ──暮らしてわかるおもしろ話

イギリス ──暮らしてわかるおもしろ話
オックスフォード編
モノ不足の生活環境

イギリスの物価ははっきりいって高い。
イギリス人の給与やらの所得がどれほどのものかは知らないが、どうしてこうも粗悪というか、大ざっぱで無愛想な商品にこんな高い値段がついているのか、不思議でたまらない。イギリスにはたいした物がないのではなく、いい品にはさらに高い値段がついている──要は全体的に値が高いというわけだ。

日本なら同じものでももっと種類が多く、値も安いが、こちらではほんとうに選ぶほどの種類がない。迷うとすれば、その高い値段を払ってまでそれを買う必要があるかどうか──だけだ。刺繍的には財布の中身よって決まるわけで、「とりたてて急を要しなければ買わない」の法則が成り立ってしまう。日本のワンコインショップのように、安いからといって余計なものまでついつい買うということがないせいか、先進国でありながらなぜか(というか結果的に)イギリス人の暮らしは貧乏くさく見えてしまう。

これもまた不思議なことに、モノに囲まれ、モノに満たされている日本人は、貧乏くさいイギリスやイギリス人の生活にあこがれをもっていたりする。

2008年6月27日金曜日

ソナタ by Eccles

~SONATA(ソナタ)~
『ソナタ by Eccles』
この曲はひとことで言うなら「ヨーロッパの田舎町の秋」の景色。
かなしげなメロディではじまる前半は、つめたい風が路地をふきぬけていくような感じ。
その景色の中を、ひとりとぼとぼ歩いているのは、だれだと想像しますか?
曲のなかごろから明るいメロディと暗めのメロディが交互にながれて、
歩いている彼(彼女)の心を表現しているかのようです。




バイオリン演奏 ・・・ 紫妃(むらさき) Murasaki, Fukuda
「バイオリン大好き」の小学5年生、11歳。
ニックネームはムーミン。
お気に入りのバイオリンには「Casparカスパー」の愛称をつけ、
バイオリニストをめざして練習中。
『バイオリンは大好きだけど、練習はあんまり・・・』が本音?
とにかく弾くことが大好きなので、日本の童謡からクラシックまで、
ときにはテレビのCMソングも、耳で聞いて弾いています♪
『もっとうまくなって、みんなのために弾きたいです!』

2008年6月21日土曜日

ガーデン内のバラは21種。

ガーデン内のバラは21種。
ほとんどは各地のフラワーセンターやばら園で入手した愛着ある
「とっておきの品種」です。
仕事の都合で引越しを何度かしたときも、ずっと植木鉢のままで
連れていきました。

赤:プライド・オブ・イングランド(イギリスの誇り)
かがやき
クライスラー・インペリアル(帝国のクライスラー)
オルフェウス(ギリシア神話の登場人物)
オレンジ:花音(かのん)
朱王
アンジェリーク(天使)
ジュピター(木星)
ピンク:クイーン・エリザベス(エリザベス女王)
ニュー・ドーン(あたらしい夜明け)
白地にピンク:夕霧(源氏物語の登場人物)
プリンセス・ド・モナコ(モナコ公妃)
シーザー(古代ローマの政治家)
黄:天津乙女
ゴールデン・シャワー(金色の雨)
エバー・ゴールド(永遠の金色)
白:ホワイト・ウィングス(白い羽根)
紫:カーディナル・ド・リシュリュー(リシュリュー宰相)
その他、品種名の札をなくしてしまった3種類。

オールドローズからモダン・ハイブリットティーローズ、
ミニチュアローズ、クライミングやフロリバンダローズまで、
ガーデンの21種のバラは4月から来年1月まで咲き続けます。

2008年6月19日木曜日

バラの饗宴

バラの饗宴
6月はバラのもっとも美しい季節です。
4月上旬から咲き始めたクイーンズのバラは、
早咲きの品種から遅咲きの品種へと移り変わりながら、
絶えずガーデンを彩っています。
今咲いているのは、
赤:クライスラーインペリアル
プライド・オブ・イングランド
かがやき
オルフェウス
ピンク:クイーン・エリザベス
ニュー・ドーン
オレンジ:花音
アンジェリーク
朱王
白地にピンク:プリンセス・ド・モナコ
夕霧
シーザー
紫:カーディナル・ド・リシュリュー
黄:ゴールデン・シャワー
エバー・ゴールド
白:ホワイト・ウィングス
その他、品種名がわからなくなってしまった3株です。

すでに花期の終わってしまった天津乙女などのバラは、
挿し木をしてみようと思います。
挿し木のいいところはすぐにつぼみがつくところですが、
成長のためにはつぼみは切らなければなりません!

2008年6月18日水曜日

イギリス ──暮らしてわかるおもしろ話 オックスフォード編

イギリス ──暮らしてわかるおもしろ話 オックスフォード編

本のセール

中古本のセールではない。新品の本が(しかも発行も最近のもの!)が半額以下。ときには定価の2、3割の値で売られていることがある。あまりの安さに、つい通りすがりの本屋でたくさん買い込み、重い本の袋を両手にかかえて四苦八苦がよくあった。

日本で新しい本が安売りされることがないだけに、ハードカバーが2分の1、3分の1くらいの値になっていると、やはり購買欲をそそられる。なかにはフルカラーのイギリス大百科のようなりっぱな本が定価で1万円もしているのに、わずか500円で買えたこともある。ひたすら驚きだ。格調高い料理本からお子さま向けの絵本まで、なんでも割引してくれるのはよいが、著作権などの問題がないのか、不思議に思う。

ともあれイギリスの本はけっこういい値がしているので、やはり安売りはありがたい。しかしオックスフォードの大書店の1つ、ブラックウェルは店頭では値引きしない主義で、もう1つの大書店ウォーターストーンが店頭で定期的に割引きしていると、どちらに入ろうかと迷ってしまう。品揃えはブラックウェルの方が・・・
はたしてこの勝負、いかに?

* 余談・・・ブラックウェル書店は別の小さい店舗で割引本を専門に扱っている。本店舗では割引しない強い姿勢が逆にオックスフォードの中心地にあるプライドをしめしているのかもしれない。

お役立ち英語
3 for 2 ・・・・「3冊で2冊分の値段」の意味。
セールになっている本にはこのような
シールがよく貼られている。

2008年6月17日火曜日

1)カノン byハッペルベル

~KANON(カノン)~
『ハッペルベルのカノン』
どこかで聴いたことのある曲ではありませんか?
さいきんでは携帯電話の着信メロディに使われている方をよくお見かけします。
曲のなかでくりかえされるメロディと、そのやさしい響きが、
あわただしくてインスタントな日常生活をうるおしてくれるようです。





バイオリン演奏 ・・・ 紫妃(むらさき) Murasaki, Fukuda
「バイオリン大好き」の小学5年生、11歳。
ニックネームはムーミン。
お気に入りのバイオリンには「Casparカスパー」の愛称をつけ、
バイオリニストをめざして練習中。
『バイオリンは大好きだけど、練習はあんまり・・・』が本音?
とにかく弾くことが大好きなので、日本の童謡からクラシックまで、
ときにはテレビのCMソングも、耳で聞いて弾いています♪
『もっとうまくなって、みんなのために弾きたいです!』

ピアノ伴奏 ・・・ 福田郁子